1)ナイロン弦
一般的に使用されることが多いウクレレ弦で、「ポロン、ポロン」とウクレレらしい柔らかい音色が特長です。
ナイロン弦にはさらにクリアタイプとブラックタイプがあります。
クリアタイプは素直な柔らかめな音、ブラックはクリアタイプの弦より低音が出やすくメリハリのある音が特徴。
また、ブラックの弦を張ると見た目の印象も変わるのでイメチェンにもピッタリです。

2)フロロカーボン弦
フロロカーボン弦とは、釣り糸と同じ素材でできた弦でプロもよく使っています。
ナイロン弦より硬く伸びにくいのが特徴。
フロロカーボン弦も、クリアタイプと黒色や褐色の色がついたタイプがあり、
クリアタイプはクリーンなヌケのある音、色がついたタイプは少し太めの音が出る弦が多いという違いがあります。

3)ナイルガット弦
人工的にガット弦に近い音が出るように作られた弦です。ガット弦とは羊など動物の腸から作られた弦の事で、かつての
クラシックギターやウクレレにはガット弦が使用されていました。
しかし、ガット弦は耐性があまりなく高温多湿に弱いのが難点でした。
そんな問題点を解決したのがこのナイルガット弦。
ガット弦の音色に良く似た性質を持ち、きらびやかな音色で温度変化にも強くなっている上質な弦です。
また、価格も当時高価だったガット弦と比べ、比較的手の届きやすい価格になっているのも特徴です。
ウクレレの木材の種類に合わせたオススメ弦